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トピックス/建築用語集

注文住宅に関する建築関連の用語について、耳慣れた簡単なものや専門的なもの等様々な用語を解説します。お知りになりたい建築用語の頭文字(あ〜わ)をクリックで詳細が表示されます。
※尚、情報は一般的なものになっていますので表示されない用語もありますのでご了承ください。





【あ】


●アウトレット建材
メーカー等で倉庫に眠っている旧型及び展示品、又は傷ありの商品で、一般の市場では販売出来ない商品を、市場価格の3〜8割引で販売。
新築の家を建てたい・リフォームをしたいけど費用を抑えたいお客様にはうってつけの商品です。
最近では建材市場という店舗で一般の人でも買う事ができる。

●RM造
ラーメン構造の略。ラーメンとはドイツ語で枠のこと。柱と梁の接合点をしっかりと固定(剛接)した枠組み。筋交いがないので、大きな開口部をとったり、大空間を確保したりできのがメリット。外力を受けても変化しない剛接合(ごうせつごう)によって組み立てられた骨組み。鉄筋コンクリートの骨組みなど。

●RC造(工法)
鉄筋コンクリート造のこと。略称でRC造と呼ばれる。コンクリートを鉄筋で補強した構造材を用いた構造で、引っ張る力に強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートを一体化させ、強い構造としている。鉄筋は酸化して錆びるが、コンクリートのアルカリ性によって防ぐことができる。また、鉄筋をコンクリートが覆っているので、火災の熱から守られ、耐火構造を作ることができる。

●アクティブソーラー(バッシブソーラー)
太陽熱を集熱器や蓄熱槽を利用して、給湯・冷暖房に供する方式。省エネルギーを目的とし、屋根などの集熱装置や太陽熱温水器などを用いて、太陽エネルギ−を取り入れる。対して、バッシブソーラーは、機械力を使わず窓を大きくしたり、効果的な蓄熱剤を用いるなど、受動的な太陽エネルギ−の利用のことを指す。

●IHクッキングヒーター
IH(誘導加熱)方式を用いたクッキング-ヒーター。火力が強く、熱効率が高い。200Vの電源を使った電磁調理器。輻射熱がないためキッチン周辺が熱くならない。高い熱効率と安全性、掃除のしやすさで人気。

●アイランドキッチン
調理台やシンク部分を、壁から離して室内の中央に設置したもの。島のように存在することからアイランド形と呼ばれる。

●上げ下げ窓
ガラス戸が上下にスライドして開閉する窓。上下2枚とも動くダブルハングと片方だけ動くタイプがある。

●アプローチ
道路から門、玄関にいたるまでの通路およびその周辺

●雨仕舞い(あまじまい)
雨水が建物の内部に浸入したり漏ったりするのを防ぐこと。または防ぐための施工方法。

●アルコーブ
部屋や廊下などの壁面の一部を後退させてつくったくぼみ状の部分。または、外側に張り出して作られた付属的な小部屋。彫刻などの美術品を置くのに用いる。凹室(おうしつ)

【い】 


●違法建築
建築基準法や条例の規定など、許可条件に違反している建築物のこと。手続きに違反している場合と建築物自体が違反している場合がある。合法に建築したが、増改築や修繕などで違反状態になった場合も違法建築になる。

【う】


●ウォークイン・クロゼット
衣類を収納し、かつ人が歩ける広さを確保した洋風納戸。床は連続する寝室などと同じレベルに仕上げ、ドアや折り戸を取り付ける。

●内断熱(工法)
天井から壁の中、床下、柱と柱の間などに断熱材を入れ、室内を包み込むように断熱材を充填する方法。日本では最も早く導入された断熱工法。コンクリート建築物における断熱工法のひとつ。気密性が低く、結露が発生しやすいとされる。

●ウッドデッキ
庭先に向いたテラスの上に設けた木の甲板のこと。
【え】


●エアーサイクルシステム(住宅)
通風を工夫した省エネルギー住宅の手法のひとつ。外壁とその内側の断熱ボードの間にすき間を設け、冬は屋根裏の温かい空気が床下へ、夏は床下の冷気が屋根裏へまわって自然空調ができるようにした住宅。

●ALC
autoclaved light-weight concreteの略。発砲剤で多孔質化した軽量気泡コンクリートのこと。板状にしたものはALC板あるいはALCパネルという。軽量で施工、加工が容易で、断熱性・耐火性も高い。

●S造
鉄骨を構造材料として造った構造のこと。SはSteel(鉄)のこと。強度が高く、耐久性、耐震性に優れている。重量鉄骨と軽量鉄骨があるが、いずれも鉄筋コンクリート造より建設費が安い。木材に比べ強度があるので、柱の少ない大空間などダイナミックなプランも可能だが、酸化による錆の発生の心配があるため、湿気の多い場所では充分な防錆処理をする必要がある。

●SV規格
壁紙製品規格協議会が、快適・健康・安全に配慮した製品の供給を目的に作成したマーク。

●Fc-0
日本農林規格(JAS)が定めた合板(フローリングなど)のホルムアルデヒド放出量の区分。Fc-0は最も厳しい基準で、ホルムアルデヒドの放出量の平均値が0.5mg/リットル以下、最大値が0.7mg/リットル以下の等級を示したもの。

●縁甲板(えんこういた)
日本建築の縁側などに使われていた床用木材。主にアカマツやヒノキなどの針葉樹で、むく板を加工したもの。床用のほか壁や天井にも使われる。

●エンジニアードウッド
加工木材のこと。LVL、集成材、OSB、ウェハーボードなど、樹脂で木材やその繊維を固形化したもの。また、その2次加工製品などをいう。

●塩ビシート
塩化ビニール製のシート。耐水性に優れ、主に水まわりの床板として使われる。
 

【お】


●オイルステイン(OS)
油溶性の染料または顔料を石油系の溶剤に溶かし、少量の油性ワニス、ボイル油を配合したもの。浸透性の塗料なので木の素材や木目などをそのまま生かせる。

●オスモカラー
ドイツのオスターマン&シャイベイ社がつくるフローリング用の塗料。自然の植物油とワックスで作られているので、有害なホルムアルデヒドなどを発生しない。高い耐候性と撥水性をもつ。ISO9001、ISO14001を取得している。

●折り戸
開いたとき折りたためるようになっている戸の総称。戸は丁番で連結されている。

●OMソーラーシステム
太陽の熱を利用し室内に取りこんだ空気を暖め、床暖房・給湯などに利用するシステム。軒先から取り入れた空気を屋根が受ける太陽熱で温め、床下を暖めながら部屋の中に取り込む。建物全体をしくみとして利用するため、建てる前にシステムの採用を検討しなければならない。

●オーク(材)
ブナ科の落葉樹で、ナラ、カシ、カシワなどの広葉樹を指すが、ナラを指すことも多い。ナラは木目がはっきりしているのが特徴で、建材や家具などに多く使われている。日本でも採れるが、中国やアメリカなどから輸入されている。

●オーニング
窓や入口、店先などに出ているカンバス地などでできた日よけ。雨よけ。日光の直射を避けたり、雨よけのために窓や壁に取りつける。

●オール電化住宅(システム)
給湯や調理にガスを使用せず、すべて電気によって加熱などを行う住宅のこと。給湯には電気温水器、こんろにはIHヒーターなどを利用する。集合住宅や高齢者の住まいに、安全を考慮して利用されることも多い。火災の心配が少なくなり、室内の空気も正常に保てるのが特徴。
【か】


●瑕疵担保責任
売買・請負などの有償の契約で、その対象になるものに欠陥や隠された傷(瑕疵)がある場合、売り主(請負者)などの引渡者が買主などの権利者に対して負う担保責任。権利者には損害賠償権や場合によっては契約解除権が認められる。

●矩形図(かなばかりず)
建物の各部分の標準的な高さを示す垂直断面図。窓や収納などの高さが示される。

●壁構造(壁式構造)
柱や梁を使わないで、壁で躯体にかかる力を支える構造のこと。床と壁が接合される構造なので軸組構造と比べて強固といえる。

●框(かまち)
床端に取り付ける化粧の横木。主なものに玄関の上がり框などがある。

●鴨居
襖や障子など引き戸を設ける場所の上部にある、開閉のための溝のある横木。

●ガラスブロック
空洞のブロック状に成形加工した建築用ガラス。遮音、断熱効果があり、内外一体の壁材として使うことも。コンクリート屋根のトップライトにも使われる。

●ガルバリウム鋼板
耐食性、耐熱性、加工性に優れた、アルミニウムと亜鉛の合金メッキ鋼板。外装材として使用されることが多く、デザイン性も高い。

●完成保証→住宅完成保証制度
正確には住宅完成保証制度という。全国の住宅建設業者を対象とした制度で、工事を依頼している建設会社がこの制度に加盟していれば、万が一建設会社が倒産しても、工事の続行が保証される。倒産した建設会社に代わって別の業者が工事を請け負い、その工事費用は保険などでまかなわれるしくみ。こうした制度は(財)住宅保証機構といった第三者機関やフランチャイズの本部が行っている。この制度を活用するためには、着工前に取扱機関と、建設会社、施主との間で書類をかわすなど一定の手続きが必要。

●間接照明
光源から出た光を天井や壁に向けて反射させ照明する方法。反射させることでソフトな光になる。

●乾燥材
含水率19%以下の、十分に乾燥させた木材。住宅に使用する木材は、水分が多すぎると、後で反りや曲がりなどの原因になることがあるので、乾燥した材料を用いる.。自然乾燥と人工乾燥によるものがある。寸法安定性や強度・耐朽性に優れる。


【き】

●キシラデコール
キシラデコールは商品名。一般名称はWPステイン(木材保護着色剤)。OS(オイルステイン)などに代わるものとして注目されている。防虫、防腐効果などがあり、木材保護に優れた塗装材。

●基礎パッキング(工法)
基礎と土台の間にすき間を空けて床下の換気を促す部材を基礎パッキンと呼び、それを用いる手法を基礎パッキング工法という。従来のように基礎に換気口を設ける代わりに用いられる方法。

●気泡浴槽
噴射口から気泡を噴出させ、マッサージ効果を加えた浴槽。ジャグジーともいうがこれは商標。

●Q値
総熱損失係数のこと。内外の温度差が1度のときに、1時間に建物全体から逃げる熱の割合を指す。数値が小さいほど断熱・気密性能が高いといえる。
 
【く】


●躯体
建物の主要な構造体(骨組み)のこと。建物の強度にかかわる基礎、柱、梁、壁面、床などを指す。

●クッションフロア
ビニール系床シートの一種。中間層に発砲塩化ビニールを使ってクッション性を高めている。色彩や模様の種類が多い。

●グラスウール
断熱材の一つ。綿状になったガラス繊維のことで、断熱材や吸音材として使われる。繊維の間に大量の空気を含むので断熱性・吸音性が高い。

【け】 


●珪藻土
植物の藻が積もって化石化した土。多孔質のチョーク状で白または灰黄色、主に壁に使われる。吸湿・放出性に優れ、結露やカビの予防に効果を発揮する。消臭効果もある。

●蹴込み(けこみ)
階段の段の立ち上がり部分。蹴上げともいう。

●化粧合板
表面を印刷した合板。印刷紙を張ったプリント合板、木材の薄い板を張った天然木化粧合板などがある。

●月桃紙
ショウガ科の多年草,月桃の茎を原料とした和紙。独特の香りを有し,防虫抗菌効果に優れ、殺菌作用もあることから,壁紙・障子紙などに利用される。自然素材であることや、和紙ならではの質感に人気がある。

●結露
暖房時にガラスや壁の表面に生じる水滴。汚れやカビの原因となる。壁などの内部に生じるのは内部結露。

●健康住宅
建材の仕様や構法を工夫することによりホルムアルデヒド、トルエンやキシレンなどの揮発性有機化合物(VOC)、有機リン系の化学物質などによる汚染やカビ・結露の発生などを防ぎ,快適で健康的な生活を送ることのできる住宅。厳密な定義があるわけではない。

●建ぺい率
敷地面積に対する建築面積の割合。

●ケーシング
一般に包装や囲い、枠のこと。インテリアでは窓やドアの額縁をいう。

【こ】


●高気密・高断熱住宅
気密性・断熱性を高め、省エネルギー効果と快適性を両立させた家。ただすき間がなくなるため、換気システムの導入が不可欠。

●硬質ウレタンパネル(フォーム)
発砲プラスチック系の断熱材。耐熱性に優れ、対応できる温度範囲が広いのが特徴。

●構造材
柱や梁あるいは耐力壁など、建物を支える構造体となる材料。木造軸組の場合は、柱や梁のことを指し、材質は木となる。

●構造用合板
躯体を支える構造として用いられる合板。合板(プライウッド)自体は、アメリカで構造用材として開発された。枠組壁工法の導入で一般化した。

●合板
厚さ5mm以下の木材の単板を奇数枚、繊維方向が直角になるように交互に重ねて張り合わせた板。強度もあり木材の欠点である不均一性が改良される。プライウッド、通称ベニヤ板。構造用の面材や各部の下地材、仕上げ材として広く使用される。

●国際規格ISO9001
国際標準化機構(ISO)の品質保証規格。製品の形状や材質ではなく、工場や事業所の品質管理システムそのものを第三者(審査登録機関)が検査して、品質保証システムが適切に機能していることを保証するもの。

●古材
もともと住宅に使用されていた古い材料。建て替えなどの時に、以前の住宅に使われている柱や梁などの古材を生かして建てる場合や、解体した古民家の古材を使って新しい家をつくることがある。

●腰高窓
壁面の中ほどから上、ほぼ腰の高さにある窓。比較的場所を選ばず、換気の役割も大きい。

●コルクタイル
天然素材のコルク樫を原料に、30cm角程度に圧縮成形した床材。断熱性が高く弾力性もあるので、万一転倒しても衝撃が緩和される。遮音、吸音性に優れる。合板にコルクシートを張ったものはコルクフロア。

●コンクリート打ち放し
仕上げ材をほどこさずに、コンクリートの型枠を取り外したそのままの状態にしておく仕上げのこと。型枠の材質によって表面の仕上がり具合が変わる。外壁ばかりでなく、鉄筋コンクリート造の内壁や天井にも使用される。

●混構造
鉄、コンクリート、木材などの異なった構造材料を混用した構造。構造材混用構造ともいう。住宅では木造と鉄骨造、鉄骨造と鉄筋コンクリートなどの併用が多い。工法自体は、混用されていない場合がある。

【さ】


●サイディング
建物の外壁に使用する、耐水・耐天候性に富む板。本来は羽目板や下見板など外壁に張る板材の総称。一般的に、セメントやセラミック、金属を使った工業製品化された外壁材を指す。最近では、耐久性や耐熱性、防火性、デザイン性に優れたものが開発されている。

●在来工法
柱、梁、桁、土台などの軸組部材に木材を用いた軸組工法。伝統的な木造工法。金物などを使用する木造軸組工法も含まれる。

●サニタリー
キッチンを除く、トイレ、浴室、洗面室など、衛生のための水まわり設備を持つ部屋の総称。

●サービスヤード
洗濯物干しやゴミの一時置場など家事に利用される屋外スペース。

●3路スイッチ
ひとつの照明器具を2ヶ所から点滅できるスイッチ。

【し】


●仕上げ材
建物の内外装に使用する、直接目に触れる部分の表面材料。サイディングやタイルなどの外装材も含む。

●敷居
引き戸を設ける場所の下部にあり、鴨居と対をなす。門の内外を区切り、また部屋を仕切るために敷く横木。溝やレールをつけて戸・障子・襖(ふすま)などを受ける。古くは閾(しきみ)と称した。

●仕口
構造部材である柱や梁、桁など、2つ以上の部材を組み合わせ、接合する方法。またはその接合箇所。仕口はかかった力の伝達が的確に行われるよう、それぞれにほぞとほぞ穴をつくり組み合わされる。

●JIS
日本工業規格。工業標準化法に基づいて作られた規格。工業製品の材料の規格や試験方法などが定められている。MDF(中繊維板)やパーティクルボードなどの、ホルムアルデヒドの拡散量も規制している。

●次世代省エネルギー基準
住宅金融公庫の融資基準のひとつ。公庫融資の中には「省エネルギー基準次世代型」がある。一般型に比べて次世代型は基準が厳しく、融資を受けるにはさらに2割程度のエネルギ-削減をする必要がある。断熱材を厚くしたり、気密工事を行うとともに、気密化で自然換気が減少するのを補うため、24時間換気システムの設置が義務づけられている。

●自然材料(素材)
木材、紙、草、タイル、石、土など自然の素材で作られた材料のこと。むくの木をはじめ、和紙やタイル、大理石などの石のほか、月桃やケナフという草を原料とした壁紙、コルクや麻、ココヤシを原料とした床材、亜麻仁油と松樹脂などからつくられたリノリウム、竹や籐を使った床材、漆喰や珪藻土などがある。

●自然塗料
植物成分および無害顔料成分で構成された塗料。渋柿の絞り汁を使った防腐剤の柿渋、ミツバチの巣をとかして作ったつや出しに使う蜜蝋、炭焼きの煙から取れる防腐剤となる木酢液、植物油などでつくられたフローリング用の塗料がある。

●C値
相当隙間面積。建物の気密性能の指標となる値で、値が小さいほど優れた気密性を持つ建物であることになる。単位はCu/u。室内と外気の気圧差が9.8Pa(=1mmAq)時に、どれだけの空気が室内から外部に流出するのかを住宅の床面積で割ったもの。

●地鎮祭
土木・建築工事などで、工事を始める前に土地の神をまつり、敷地の神を鎮め、工事の無事を祈る儀式。

●漆喰
消石灰を主原料とし、これに水、砂などを混ぜて練り上げた塗り壁の材料。左官材。壁や瓦屋根に用いる。

●シックハウス(症候群)
住まいの壁や床、構造体、家具、塗料などに含まれる化学物質(ホルムアルデヒドなど)で汚染された、室内の空気が原因で起こる健康障害。近年、住宅の高気密化が進む一方、十分な換気が行われないことにより顕在化してきた。
〔2002 年(平成 14)建築基準法等が改正され、同症候群の原因物質とされるホルムアルデヒドとクロルピリホスの居室の建築材料や床下での使用が制限・禁止された〕

●地盤保証
住宅会社などが行う地盤ついての保証システム。施工と同一会社または、同社の支持のもとで地盤調査を行い、提案された適切な基礎の仕様にし、基礎補強や地盤改良工事などをしたうえで、施工された建物に、万一不同沈下に起因するなど損害が発生した場合、建物の修復工事や仮住まいに必要な費用などを保証する。会社や契約によって内容は異なるが、ひとつの事故につき、完成引き渡し日より10年間、最高で数千万円まで保証するものがある。

●地窓
床面に接した位置にある窓。対角線方向に向き合う窓と組み合わせると、自然換気に効果がある。

●JAS
日本農林規格。農林物資規格法に基づいて定められた農林物資に関する標準規格。一例としては、フローリングや合板などのホルムアルデヒドの放散量の基準などを定めている。

●住宅性能保証制度
(財)住宅保障機構が実施している、住宅の品質や性能を保証する制度。同機構に登録している業者が建てた、新築一戸建などが保証の対象になる。申請に基づき現場検査などを行い保証書が発行される。

●住宅保証機構
(財)住宅保証機構のこと。同機構が実施している住宅の品質・性能を保証する制度。同機構が運営する「住宅性能保証制度」に登録している建設会社は、施工に関して設けられた設計施工基準を守らなければならない。さらに、同機構の検査員による現場審査を2回受けることが義務づけられる。これらの規定を守り、なおかつ審査に合格した住宅について性能保証住宅として認定登録し、保証書が発行される。登録された住宅に対しては、最長10年間建設会社が無償で修繕を行うことになる。登録を受けるには、同機構登録業者に建築を依頼し、事前に住宅登録料を支払う。

●樹脂製サッシ
フレームに樹脂を使用したサッシ。熱伝導が低く断熱性が高い。

●省エネ住宅
壁、天井、床に断熱材を使い、断熱サッシや二重サッシで冷暖房に使用するエネルギ-消費を少なくした住宅。暖かな地域では、遮熱ガラスなどで日光を遮ったり、通風の工夫が必要な場合もある。

●仕様書
工事内容で、図面では表現できない事項を文章や数値で表示したもの。

●上棟式
建築祭礼のひとつ。棟木を上げるときに行われ、大地をつかさどる神に感謝し、完成まで工事の無事を願う祭事。建前ともいう。

●ジョリパット
アクリル系壁仕上げ材。内装用だけでなく外装用もある。ローラーの種類を変えることで、さまざまなパターン模様をつくることができる。

●真壁(大壁)
日本の伝統的な壁のつくり。柱や梁が室内に現れているので、構造材が空気に触れ温湿度が調整しやすいので耐久性がよいと考えられている。これに対して、柱が外部に現れないように仕上げた壁を大壁という・

●人感センサー
赤外線で人の出入を感知し自動運転する装置。主に廊下やトイレ、玄関ポーチなどの照明、換気扇などに採用されている。

●人造大理石
天然の大理石に似せてつくった模造大理石。合成樹脂と無機微粒子によってつくられる。キッチンのワークトップや浴槽などに使う。

●シーリングファン
天井扇。室内の空気を循環させる、天井に取り付けられた回転する羽根。装飾として設置されることも多い。

●シーリングライト
天井直付けタイプの照明器具
【す】


●スキップフロア
半階ずつ高さが食い違った形で配置されている床。開放性や経済性を高めたり、動線を短縮することが可能。

●数寄屋建築
茶室風の建築様式で建てられた建物。数寄屋造り。「物好き」が数寄の語源といわれる。室町時代の書院造りに、千利休がデザインした茶室とが合体。安土桃山時代から江戸時代に完成した。代表的なのは桂離宮など。

●筋交い
建物の構造を強固にするために、骨組の中に斜めに入れる部材。引張り力に耐える引張筋交いと、圧縮力に耐える圧縮筋交いがある。木造では圧縮材として柱の2分の1程度の太さの木材が使われ、鉄筋造では引張材として丸鋼やアングルが使用される。

●スレート
内外装の材料。天然のストレートと人工のものがある。天然ストレートは粘板岩などを薄板に加工。独特の質感があるが高価。人工のスレートはセメントに石綿を混ぜて高圧プレスしたもの。主に屋根葺きの材料となる。

●スーパーシェル工法
トステムが開発した、壁自体に強度を持たせるパネル工法。断熱材を面材ではさみこんだ壁で、高い断熱性をもつ。気密性、耐震性にも優れる。

【せ】


●石膏ボード
石膏を主体に軽量の骨材を混ぜたものを芯とし、その両面を厚紙で覆って平らな板状にしたもの。防火性、遮音性、加工性、寸法安定性に優れ、壁や天井の内外装下地に使う。別名プラスターボードともいう。用途に応じて、シージング石膏ボード、強化石膏ボード、石膏ラスボード、化粧石膏ボードなどがある。

【そ】


●外断熱
基礎から壁、屋根まで建物全体を外側からつつむように断熱する方法。内断熱よりすき間はできにくくなるが、断熱面積が大きくなるため多少割高になる。

●ソーラーサーキット
鐘淵化学工業が開発した、外断熱・二重通気工法のことで、省エネルギー型住宅に使われる。外断熱と二重通気を組み合わせ高断熱・高気密の性能を確保しつつ、躯体内の通気・遮熱も可能にする。夏季は、小屋裏のSC(ソーラーサーキット)ダンパー(通気孔)を開放することにより、屋根裏に集まった熱気を戸外に逃がし、床下ダンパーを開放することによって、躯体内空間の風通しをよくする。冬季は、小屋裏と床下のSCダンパーを閉鎖し、室内・戸外の暖気を逃がさず、冷たい外気の浸入を防ぐ。

【た】


●対面式キッチン(I型、L型、U型)
リビングやダイニングに対面する形で作業できる開放的なキッチンスタイル。作業中も家族と対話しながら作業できるのが長所。ほかに1列に並べたI型、ワークトップの形から名が付いたL型、U型などがある。

●太陽光発電システム
屋根に設置した太陽電池パネルで太陽光を集めて発電させた電気を、家庭で使用できるようにしたシステム。排出物による環境汚染がなく燃料を消費しない。発電して余った電気は、電力会社に売ることもできる。最近では、屋根材と一体になった発電装置もある。

●耐力壁
建物の主体構造として、上下および左右からの荷重や外力に対して有効に働く壁。木造軸組の場合は筋交い入りの壁がこれにあたる。

●ダウンライト
天井埋め込み型の照明器具。器具自体はほとんど見えないので天井面がすっきり。

●断熱材
熱の伝導や伝達を防ぐ材料。空気のもつ断熱性を利用したものが多い。空気が移動しないように、独立気泡でつくられた発砲材やガラス繊維、軟質繊維材料が使われる。一般的にはグラスウール、ロックウールなどがある。

●断熱ドア
ドアパネル本体の内部に断熱材を充填し、ガラス部分には低放射複層ガラスなどを使用したドア。
【つ】


●土壁
土を使用した左官仕上げの壁の総称。湿度、温度が安定し、高温多湿の日本の気候風土に適した壁といえる。さび砂壁は内壁に、聚楽や漆喰壁、珪藻土壁は内外装の壁として使用。下地は竹小舞いだったが、最近はラスボードが多い。

●坪単価
床面積1坪あたりの工事費。建物の本体価格を、延べ床面積(各階の床面積の合計)を坪単位に換算した数値で割ったもの。1坪は約3.3u。家を立てる際の費用の、おおよその目安になる。また、坪単価によって家のグレードを知ることもできる。

●2×4(ツーバイフォー)
北米から輸入された工法。北米の木造建築の伝統的建て方。部材として2インチ×4インチの角材が多く使われることからこの名が付いた。使用する部材が2インチ×6インチの場合はツーバイシックスと呼ばれる。パネル化された壁や床などの面で家を構成するのが特徴で、頑丈で耐震性、気密性、断熱性に優れている。反面、軸組工法に比べて設計上の自由度に制約がある。日本では枠組み壁式工法が正式な名称。
【て】 


●TES(テス)
Thin and Economical System の略で、ガス温水冷暖房システムのこと。バルコニーなどに大型ガスボイラーを設置し、水回りへの給湯と各居室への冷暖房機に温水を送って、暖房や除湿をする。

●デッキ
アウトドアリビングの場としてリビングやダイニングの前庭につくった外部スペース。天然木材のものはウッドデッキと呼ぶ。

●鉄骨造(重軽量とも含む)
鉄骨を構造材料としてつくった構造のこと。燃えにくく強度が高く、大きな力が加わった時に折れずに変形するだけですむ。重量鉄骨造と軽量鉄骨造の2種るがある。軽量鉄骨造は、軽量形鋼と呼ばれる鋼材で家の骨組を組み上げる工法。設計の自由度が高く、耐久力があり、開口部が広く採れるのが特徴。重量鉄骨造は、H形鋼やL形鋼、C形鋼などの鋼材を、溶接または高力ボルトで接合してつくる。鉄骨自体がとても丈夫なので柱の本数が少なくてすみ、筋交いをなくせる。軽量鉄骨造よりさらに設計の自由度が広がり、耐用年数も長い。

●鉄骨ラーメン工法
柱、梁を重量鉄骨で構成し、その接合部が固定されている工法。材と材が交わる部分が鋼接合によって固定されているのが特徴で、強固な構造から高層ビルや橋にも使用される。耐震性や耐火性が高く、集合住宅など中高層の建物に採用されることも多い。

●出窓
建物の壁より外に張り出した窓。ボウウインドー、ベイウインドーなど。

●テラス
地面より一段高くなった、人工または自然の外部スペース。ダイニングやリビングから直接出入れでき、棚や屋根はないのが一般的。

●テレビドアホン
来訪者がテレビ画面で確認できるインターホンの一種。
【と】


●動線
建物や都市の空間における人や物の動きを示した線。その動きや量を予測して設計に生かすのを動線計画という。

●棟梁
大工のかしら。親方。木造建築の場合の、工事を指導監督する大工職人の責任者。

●トップライト(天窓)
採光のため、屋根の一部に設けた窓。またその光。採光だけではなく、通風のために開閉するタイプもある。天井部分からの採光は垂直な同一面積の開口部からの採光に比べ、約3倍の効力を持つといわれる。天窓、スカイライトともいう。

●ドライエリア
地下室の採光、換気、防湿などのために、地下外壁に沿って設ける空堀のこと。

●ドーマー
小屋裏部屋への採光を主目的とする小さな屋根がついた窓。屋根窓ともいう。
【に】


●二重窓
外窓にプラスして内窓を設けた二重構造の窓。中間に空気層ができ、断熱・防音効果が期待できる。

●24時間換気システム
高断熱・高気密住宅に採用される強制換気システム。冷暖房も同時に行うのはセントラル空調システム。

●ニッチ
絵や花瓶などを置くため、壁をえぐった小さなくぼみ。

【ぬ】


●布基礎・ベタ基礎
基礎とは建物を支える下部構造のこと。布基礎は上部からの力で不同沈下しないように、鉄筋で補強した帯状の連続した構造。ベタ基礎は縁の下をもたない床をつくる場合や軟弱な地盤の上につくる基礎構造。
【は】


●ハートシステム
ハウス・デポ・テクニカル・サポートシステムのことで 地域に密着している工務店さんの営業支援策を体系的にまとめたものが、ハートシステム(H・T・S)なのです。皆様が、本当に満足できる「安心と信頼の家づくり」を第一に考え、「建材メーカー」「販売店」「工務店」が一体となり、一環したシンプル&スムーズなシステムを構築した。このシステムで家を建てると100%完成完成保証されるシステムです。

●パイン(材)
マツ科の針葉樹。主な産地は北米、カナダ。年月がたつと白っぽい黄色から艶やかな飴色に変化する。床材や壁材などの内装材として人気があるが、無筋のものは珍しく高価。

●掃き出し窓
床面まで開口部のある窓。掃除の際にはほうきでホコリを掃き出すことこからこう呼ばれる。別名テラス窓。

●発砲ウレタン
ウレタンを発砲させてつくった材料。断熱性が高く、金属サイディングの断熱材として使用されている。

●パティオ
スペインやラテンアメリカの、家屋に囲まれた中庭のこと。床にタイルを張った、スペイン風住宅の中庭をさすことが多い。

●はめ殺し窓
採光を目的にガラス戸を窓枠にはめ込んだ開閉できない窓のこと。フィック窓。

●梁
柱の上に、建物の棟方向と直角に、横に渡して屋根を支える構造材。梁間方向は、一般的に建物の奥行き方向のことをいい、直角に交わる方向のことは桁行方向という。

●バリアフリー
高齢者や障害者が、生活するうえで障害になって入るものを取り除くこと。住宅では、広くすべりにくい床材を使用した廊下や出入口の段差解消、手すりなどを備え、お年寄りや子供が安全に生活できるよう配慮することをいう。

●バルコニー(ベランダ)
2階以上の階で床から張り出し外に出られる外部スペース。庇付きはベランダ。

●パンチングメタル
金属板をプレス加工して、丸穴、角穴などを開けたもの。軽快感に加え、光や空気、視線の透過性がある。

●パントリー(食品庫)
食品や食器をストックしておく収納のこと。本来はそのための部屋。

●バーゴラ
植物をはわせる格子状に組んだ棚。テラスの上や庭に設け、夏は日除けにもなる。

●バーチ(材)
カバノキ科の広葉樹。硬い材質と、均等で緻密な木肌をもつ。反りなどの狂いが少ないのも特徴。また、水にも強く、粘りや強度があって磨くだけでつやもでるため、床材や家具材として使用されることが多い。
【ひ】


●BLマーク
優良住宅部品認定制度に基づいて、財団法人ベターリングが品質・性能・アフターサービスなどが優良と認定した住宅部品につけられるマーク。一定期間(部品により2〜10年)の瑕疵保証が約束され、万全なアフターサービスを可能にするため保証責任保険と賠償責任保険が付く。

●Pタイル
Pタイルは商品名だが、プラスチックタイルの総称としても使われる。塩化ビニール樹脂を用い30cm角のタイル状に加工したもの。

●引き込み戸(引き違い戸)
戸を壁の中に引き込むことのできる引き戸。

●ピクチャーウインドー
外の景色を1枚の絵のように窓枠の中に取り入れる効果をもつ窓のこと。

●ヒバ油
ヒバから抽出した油。ヒバ材は腐食や虫害におかされにくいことから、防虫剤や防腐剤として利用されるが、人によってはアレルギー症状を起こすことがある。

●ビルトイン
建物に造り付けた状態、あるいは造り付けの家具や設備のこと。

●ピロティ
建物1階部分に設けた壁のない空間。壁に囲まれていないので、延べ床面積は含まれない。普通は車庫などに使う。

【ふ】 


●VOC(揮発性有機化合物)
volatie organic compounds の略。室内汚染物質のひとつ。施工用の接着剤やペンキ、油性ニスなどに含まれ、空中に放散しやすい物質の総称。特有の臭いがあり、過剰に吸い込むと頭痛や吐気、疲労感を感じたり、化学物質過敏症を起こすこともある。

●吹き抜け
2階以上にわたって床にあたる部分を設けず、下から上まで素通しに開放したスペースのこと。視覚的な広がりが得られる。
●複合サッシ
フレーム内外で異なる素材を使用したサッシ。内側は木製または樹脂製、外側はアルミ性が多い。

●複合サッシ
内側を木製または樹脂製のフレームに、外側をアルミ製のフレームにしたサッシ。

●複層ガラス(ペアガラス)
2枚の板ガラスの間に乾燥した空気を密閉したもの。ペアガラスともいう。断熱性が高く、結露しにくい。断熱性を高めるために、ガラスの間にガスを注入したり、真空にすることもある。

●ブラケット
照明器具。補助照明として壁面や柱などに取り付ける。

●プレカット
あらかじめ部材を施工現場で使用する寸法にカットしておくこと。施工現場での作業の簡略化を可能にし、施工期間の短縮や労働力の削減をはかることができる。

●ブロードバンド
インターネット接続で大容量の情報を、従来のダイヤルアップ接続やISDNより早く電送できる電送路のこと。CATVやアナログ電話回線を使用するADSLのほか、さらに高速な光ファイバーを利用して情報をやりとりするFTTHなどがある。

●文筆
土地の所有権を細分するとき1筆の土地を数筆にして新たに地番を付し、土地台帳に登記し直すこと。
【ほ】


●ポスト&ビーム工法
柱(ポスト)と梁(ビーム)で建物の構造が構成される工法。在来工法の軸組工法とほとんど同じ。

●ホルムアルデヒド
有害化学物質で、シックハウス症候群の原因となる室内空気汚染源のひとつとされている。空気中に放散し、多量に吸い込むと中毒をおこす。合板などの製造に使われる接着剤に含まれる。ホルマリンの一種。現在ではJAS(日本農林規格)によって放出量の安全基準が設けられている。Fc-0参照。

●ポーチ
玄関の外側に庇が掛けられた車寄せの部分。玄関ドアの前の部分をいう。

【み】


●宮大工
日本古来の工法で神社・宮殿の建築を専門とする大工。

【む】

 
●むく材(むく)
張り合わせるなどの加工していない木材。木材の素材そのもの。


【め】


●メイプル(材)
カエデ科の落葉広葉樹。欧米では高級家具材としてよく用いられる。特に鳥眼模様がついたバーズアイメイプルは人気。欧米のメイプルは白く長い材がとれる。国産のイタヤカエデは全国に分布し、欧米のものよりやや飴色がかっている。

【も】

 
●木質パネル工法
天井、壁、床の面で家を構成する方法。基本的には2×4と同じだが、ハウスメーカーでは自社開発して工場で生産されるパネルを使用する。高気密・高断熱で耐震性に優れ、工場生産の利点を生かし短工期で家を建てることも可能。耐火仕様も多い。

●木造軸組
日本の伝統的な家の建て方で、木造住宅の多くはこの方法で建てられる。柱、梁、桁、筋交いなどで家の骨組をつくる方法。それぞれの長さが自由に決められるので、他の工法よりプランニングの自由度が最も高い。開口部が比較的大きくとれ、狭い土地や変形敷地に対応できる柔軟性をもった工法。

●木造枠組壁工法
基本的には、2×4工法や木室パネル工法と同じ、天井、壁、床の面で家を構成する方法。

●モジュール
建築で設計上の基準となる単位寸法。日本では尺モジュールが使われてきたが、1m単位のメーターモジュールで設計された住宅も増えている。

【ゆ】


●ユーティリティー
家事を行うスペースのこと。一般にキッチンに接して設け、合理的に家事ができるようにしつらえる。


 
【よ】


●容積率
敷地面積に対する延べ床面積の割合。
【ら】


●ライトコート
建物の中心部に採光や通風のために設けた吹き抜けスペースのこと。中庭の一種。ライトコートに面する窓を設けることで、室内に光が取り入れられる。

●RAL基準
ドイツの壁紙品質保証協会とドイツ品質管理・標識協会が作成した壁紙の安全基準。健康、環境など、配慮した内容は多岐にわたる。
【り】


●リシン拭き付け
セメントと砂粒を混ぜたセメントリシン、アクリル樹脂に砂粒を混ぜたアクリルリシンなどがあり、モルタル下地が硬くなる前に吹き付け、表面を粗くして仕上げる。

●リノリウム床材
木粉、コルク、亜麻仁油など自然素材ばかりでつくられた床材。耐久性が高い。焼却しても有害物質が排出されない。

●リボス
ドイツ・リボス社の塗装用製品。植物成分および蜜蝋ワックスと、無毒・無害の顔料成分だけを使用。

●琉球畳
縦と横の寸法が等しい正方形の畳。もとは沖縄で採れた、強度のある井草を使用した畳のこと。

【る】

 
●ルーバー窓
数枚の羽根のようなガラスを組み合わせた窓。ジャロジー窓ともいう。ハンドル操作で連動して開閉する。

●ルーフバルコニー
階下の住戸の屋根部分を利用したバルコニーのこと。一般のバルコニーに比べてスペースが広く、開放感がある。ルーフガーデン。

【れ】


●レンジフード
キッチンのコンロから出てくる煙や臭気を排気するために、コンロの上部に設置される設備のこと。笠状の空気抜き(フード)と換気扇を組み合わせてあり、より排気効果を高める給気機能付きレンジフードもある。
【ろ】


●Low-Eガラス
Low emissivity(低放射)ガラスの略称。放射率は、通常のガラスの0.85に対して、Low-Eガラスは0.1以下。放射率が低いほど室内の暖房エネルギ−を反射し、断熱性を向上させる。複層ガラスに使用すると、より断熱性・遮熱性を向上させることができる。

●ログハウス
丸太の家。丸太を水平に組み上げて壁をつくる、丸太組工法で建てられた建物。素朴な雰囲気が人気で、近年では自宅として建てるケースも増えてきた。

●ロフト
小屋裏部屋のこと。最近では部屋の中空に設けた壁のないスペースのことも。寝室や書斎、収納スペースなど多目的に利用できる。


【わ】


●ワークトップ
作業面のこと。おもにキッチンの天板をさす。カウンタートップともいう。






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